京都府福知山市大江町

2018年05月26日


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関西百名山』 屈指の大展望の山であるが、曇り空でその恩恵を受けることが出来なかった。
ウィキペディアから
  全体を大江山連峰と呼ぶため大江山と呼ばれる頂上をもった峰があるわけではない。
連山には北東寄りから鍋塚、鳩ヶ峰、千丈ヶ嶽、赤石ヶ岳と呼ばれる峰がある。
このうち、千丈ヶ嶽が最高峰であり丹後地方最高峰である。 千丈ヶ嶽には二等三角点「千丈ケ岳」、
鍋塚には三等三角点「大江山」、赤石ヶ岳には三等三角点「赤石岳」が設置されている。
登山口としては与謝野町、宮津市、福知山市大江町がある。 山腹にはブナの原生林が広がり、
稜線付近はナナカマドやヤマボウシ、山頂には笹原が広がる。
千丈ヶ嶽山頂からは南西側に間近に三岳山、西側に氷ノ山、南東側に丹波高地の山々、福知山および
綾部市街、さらに鍋塚は360°の展望が開け、若狭湾、丹後半島を始めとして、視程の良い日には
氷ノ山および白山、愛宕山なども望むことができる。
大江山連峰
  我がHPの記録を見ると初めて大江山に登ったのは '01年10月であり、この時は今日の基点とした同じ駐車場から登っていたのであったが、まったく記憶は残っていなかった。 1回目の大江山のHPに添付している写真が余りにも小さくて貧相なのでリニューアルしようと思ったが、大事にしていた原画が見当たらず、何かで紛失してしまった様だ。 今日はその写真の撮り直しも兼ねてはいたが、生憎の見通しの悪さとなってしまい、再々リベンジも考えてしまう。
千丈ヶ滝へ向かう
  今日の目的であり、帰り道にある千丈ヶ滝へ向かう。
今日一日が曇り空であれば、大江山での時間潰しは役に立たなかったことになる。
〔034〕大江山 (832m)
  今日は ”大江山”に登るのが目的ではなく ”千丈ヶ滝”に滝見に来たのであるが、朝一番では
まだ滝に陽が射していないだろうと思い ”大江山”に登って時間を潰すことにした。
おおえやま
Road Map :R175を大江から県道9号線に入り、途中から鍋塚休息所の登山口に向かう。
Route Map:休息駐車場から鍋塚に登り、引き返して鳩ヶ峰、千丈ヶ嶽を往復する。
    鍋塚 登り:26分、下り:27分
千丈ヶ嶽 登り:51分、下り:48分
    合計時間:2時間35分


    鍋塚:763m
  鳩ヶ峰:746m
千丈ヶ嶽:832m
もたもたしている彼を置いて7時丁度に鍋塚へ向かって歩き始める。
当初、目の前の山が鍋塚かと思ったが、それは大間違いだった。
鍋塚休息所の駐車場に着くとMTBを積んだ京都ナンバーの青年が登山準備を
していた。 MTBで山に登るのか? と聞いてみるとMTBは積んでいるだけとのことだった。 夏日になるとの天気予報であったが気温は18℃、寒い位に涼しい。
全体に歩き易い自然道が続く。
この縦走路は '01年10月に歩いているのだが、まったく何も覚えていない。
今日は曇り空+黄砂来襲が合いまった様な天気で、涼しくて良いのだが、
展望を楽しめない見通しの悪い天気となってしまった。
この後、晴れてくれるのを期待する。
前方が開け ”鍋塚”が見えて来た。登山道もはっきり見えていた。
岩ごろごろの少しきつい道を消化すると穏やかな道になる。
これが ”鍋塚”の山頂風景。360°の大展望が得られている。
26分にて ”鍋塚”(763m)に着く。
大江山連峰の各ピークにあるお茶目な表示板には好感が持てる。
後ろに見えている山は ”千丈ヶ嶽” これからあそこへ縦走して行く。
鍋塚の山頂から北西方向に見える野田川沿いの与謝野町の街並み。
展望は開けているが、今日は残念な見通しの悪さになっている。
鍋塚の山頂から、これから歩く縦走尾根を見る。
やっと登って来た京都ナンバーの青年は鍋塚を抜けて鬼の岩屋に向かうらしい。
涼しい天候とは言え、防寒ジャンパーを着ているのには違和感がある。
日当たり良好な登山道は晴れていれば
暑過ぎると思うが、気持ちは晴れて欲しい。
鍋塚往復53分にて駐車場に戻り、
ここから反対方向の ”千丈ヶ嶽”への仕切り直しとなる。
綺麗に咲いているタニウツギも、曇り空では冴えない花に見えてしまう。
しっかりとササが刈り払いされた整備された道が続く。
鍋塚からは1本の縦走路であるが、駐車場を
基点に反対がの登山道へ入って行く。
道標が要所要所に立てられており、よく整備された登山道である。
”鳩ヶ峰”への手前だけが登山道らしくなって来る。
駐車場から20分で ”鳩ヶ峰”(746m)に着く。
山頂には後から駐車場に来られたご夫婦が休憩していた。
ここも360°の展望が得られるピークであった。
お洒落な山頂表示。
”鳩ヶ峰”から見た与謝野町の街並みは
”鍋塚”から見たのと変化無しだった。
”鳩ヶ峰”から鞍部へ下り途中から ”千丈ヶ嶽”を見る。
ここから見ると展望の無さそうな山に見えるが・・・
最鞍部が近付くと林道跡と言ってもおかしくない登山道となる。
昔、林道が通っていたのでは? と思わす広い道になって来た。
左の階段道と途切れることなく
シームレスに繋がっていた。
長い階段道が出て来た。
歩きながら休憩出来る穏やかな登山道となるが・・・
再び長い階段道が出て来た。
ここの階段道も左側の階段道とシームレスに繋がっていた。
階段道を消化すると ”千丈ヶ嶽”の山頂が見えて来た。
各ピークにある案内モニュメント。
駐車場からの仕切り直し51分にて ”千丈ヶ嶽”(832m)に着く。
”千丈ヶ嶽”からも略360°の展望が得られていたが、今日の中国からの
贈り物、”黄砂”が悔やまれる。 受け取り拒否は出来ないものなのか。
山頂に長居する理由もないので直ぐに下山する。
下山27分で ”鳩ヶ峰”に戻る。
”鳩ヶ峰”の登り返しとなるが、下り方向の登りは楽チンであった。
見通しが少し良くなった様なので再度、与謝野の街並みを
見てみるが、殆ど変わってはいなかった。
”鳩ヶ峰”の山頂から ”鍋塚”を見る。 京都ナンバーの青年は鍋塚の後ろに見える
”鬼の岩屋”まで行っている様である。 次回があるならおいらも行ってみたい。
晴れていれば暑かろう日当たりの良い道を下って行く。
途中に脇道があったので、展望所があるのかも知れないと入ってみるが、
どこまでも続いていおり、違う登山道かも知れないので早々に引き返した。
この林を抜けると下山48分にて駐車場に戻る。
    標高差:190m
累積標高差:533m